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photo credit: coffee23 via photopin (license)

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さて今回は書評ですが、本書は会社を辞めて、自分の好きなことで独立して稼ぎたいと思ってる人向けの本です。

会社員って、やっぱり安定収入があるのが強みなので、すぐに辞めて独立するよりも、会社をやりながら勉強して、セミナーとかに参加して人脈を作って、独立資金が貯まってから独立しようと考えている人がほとんどのケースのような気がします。

その方がリスクも低いですし、そういうやり方を薦める自己啓発書も多いですよね。僕も慎重派なのでその類の人間ですw 

でも、本書によると、その考えは典型的なダメな例で、面白いほどうまくいかないそう。

自分を満たして、分かち合う人が成功する

ではどうすれば成功するかというと、「自分自身を満たして、分かち合う」という考えを持つことが大事だと言います。

「大好きなことでお金を儲けよう」と考えるのが間違いで、大好きなことをしながら自然発生してくる「ゴミ」を、その他の人に分け与えることで自然と成功するというのが著者の主張です。

例えば著者は、心理学やクリエイティブを研究するのが好きで自分自身で発見したりしたことをブログに書くことが大好きなことで、ブログ記事そのものは、特に著者にとっては価値がなく、ゴミであると言っています。

でも、結果的にそのゴミが他の人の役に立つ価値あるものであれば、自然と欲しがるファンも出来て、本を出せば売れる、という流れになっていくんですね。

大切なのは「価値を昇華させる」こと

本書で一番共感できたのは、この部分かもしれないです。

大好きなことと言っても、なかなかコレというものは見つからないことも多いですよね。

そんな時にまず最初にヒントになるのが、本棚。その人の本棚を見れば好きなことが見つかるはずなので、まずは自分の家の本棚を見てみるのが第一歩。確かに。

ただ僕がいつも困るのは、好きなことが都度変わること。飽きっぽいのか、すぐに目移りしてしまいます。

でも本書によると、好きなことはごっちゃまぜにして良いとのこと。むしろ最初から自分の価値はこれだと決めつけない方が良い。

まずは好きなことをやってみて、それらの「価値を昇華させる」ことが大切なんだそう。

著者の場合ですが、「ゲ ーム作り 」 、 「アニメ作り 」 、 「 3 Dゲ ーム作り 」が好きだったそうなんですが、それらに共通する価値を昇華すると、 「物語を与える 」ということになり、そこから派生して、「心理学を語る 」 や「ビジネスの成功法則を語る 」というのにつながっていったというのがあります。

で、最終的に更に価値を昇華させて、「生き方を与える 」という風になっていったみたいです。

確かに僕も、バンド活動、Web制作、イラスト、映像制作と、一見して手を出し過ぎなところがあるんですが、共通するものは、「モノづくり」だと思います。

何か自分で、自分の感性に触れたオリジナルなものを創るのが大好きなので、その好きなことの価値をもっと昇華させていけば、色々見えてくる気がしてきました。

本書は、具体的な独立するための手順とかノウハウというよりは、いかに独立を楽しく成功させるかについての、マインドの部分を中心に書かれています。

Kindle版のみで、値段は99円とかなりお買い得なんですが、最近購入した本の中ではかなり上位にランクインする良書でした!

独立ってしてみたいけど自分には無理!とか、独立に燃えているけどどうやったら成功するのか悩んでる人にはぜひ読んで欲しい本です。