先日、動画制作のクラウドソーシング会社「Viibar(ビーバー)」さん主催の、「誰でも“カメラマン”になれるかも!?Dir向けカメラ&カラコレ基礎講座」という、DSLR&カラコレのセミナーがあったので参加してきました。
Viibar、DSLR動画撮影&カラコレ基礎講座イベントを開催 – PRONEWS
ブラックマジックデザイン株式会社 柏崎美樹氏 …
前半はヘルメット株式会社のDP/DIT千葉孝氏の講演だったのですが、内容としては動画撮影において、いつもより「ちょっと良い」動画を撮るために気を付けるべきポイントを紹介してもらいましたので、その中のいくつかを簡単に紹介したいと思います。
1. ぼけ過ぎに注意すること
デジタル一眼(DSLR)のセンサーサイズは大きいので、いわゆる絞りを開放に近くすると、フォーカスのあたっている所以外のボケがかなり大きくなります。
デジタル一眼というと思いっきりボケを強くして、一眼っぽい絵にしたいと思う人が多いと思うのですが、あまりにもボケが大きいと、フォーカス(ピント)を合わせるのが難しくなるため、初心者は危険です。
なので、できる限り絞りはF4以上の値にするのがおすすめとのことです。
2. 外部モニターを活用する
デジタル一眼で気を付けなければならない点として、背面ディスプレイが小さいため、フォーカスが合っていると思っていた動画が、実は大きなディスプレイで見ると、ピントがずれていたということが結構あります。
これを避けるためには、上記の1でF値を絞ることに加えて、外部モニターを活用することです。
iPadやAndroidタブレットを一眼レフの外部モニターにできるか? | オレンジコア・クリエイターメモ
最近は無線LAN経由でタブレットを外部モニタとしても使えるようになってきているので、ぜひ活用してみてください。
3. なるべく3脚を使うこと
手持ち映像については、好き嫌い、賛否両論があると思いますが、やはり三脚を使った映像のほうが落ち着いてみることができるのは確かです。
手持ちで臨場感を出したい等、何らかの意図がある場合以外はちゃんと三脚を使って撮影するように心がける必要があります。
後半は、EOS 5D Mark IIとBlackmagic Production Camera 4Kを使って撮った映像を、ブラックマジックデザインの柏崎美樹氏がDaVinci Resolveを使ってカラコレするという、これもまた勉強になったのですが、また別途紹介しますね。
今回のセミナーはもちろん勉強にはなったのですが、個人的には外部モニタまたは外部レコーダーが本格的にほしくなってきて、お財布的に困ってしまいました(笑)