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photo credit: eClickNick via photopin cc

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軽快でユーモアな製品レビューで人気のユーチューバー、ジェット☆ダイスケこと愛場大介さんの『YouTubeで食べていく~「動画投稿」という生き方』を読了しました。

 

YouTubeによる収入で生計を立てている(YouTube以外にももちろんありますが)ジェット☆ダイスケさんが、そのほかの有名ユーチューバーへのインタビューを交えながら、YouTubeで成功するための秘訣や、難しさを赤裸々に語ってくれている本です。

 

YouTubeで食べていく~「動画投稿」という生き方~ 光文社新書
YouTubeで食べていく~「動画投稿」という生き方~ 光文社新書

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光文社 (2014-08-08)
売り上げランキング: 419

 

 

結論から言うと、「YouTube で稼ぎたい」と思っている人は、甘い夢を見る前に、本書を必ず見るべきだと思います。

 

「甘い夢を見る前に」とかエラそうなこと言っちゃいましたが、世の中には「YouTubeで億万長者になろう」とか「ユーチューバーで有名になってお金を稼ごう」とかの煽り系が増えてきてますので、それらの情報に惑わされる前に、実際に稼げるようになるまでにどんな苦労があるか、何を乗り越えなければならないのかについて、本書はいろいろなヒントになると思います。

 

テレビでもユーチューバーの紹介をするYouTubeのCMが流れていますけど、彼らはやはり、ニーズのあるところに必要なコンテンツ(動画)をうまく提供できたから成功したのであって、売れているユーチューバーのマネをすれば稼げるというものでは決してないです。

 

プロブロガーでもそうですよね。ブログを書いたら稼げるというのはウソで、やっぱり何かしらそのブログに対するニーズがなければいけません。

 

ただ、Blogにしてもプロブロガーにしても、個人が情報発信をするプラットフォームが整ったおかげで、お金の面ではリスクなく情報発信をすることができるようになりましたので、その点については誰にでもチャンスがあるというのは真実ですよね。

 

ちなみに、本書に出てくるユーチューバーは、HIKAKINさん、MEGWINさん、AppBankさん、シバターさん、劇団スカッシュさん、アリケイタさん、飯塚敦 ―と多岐に渡りますが、誰一人としてお金のためにやり始めた人はいないのが印象的でしたね。まあ、実際そういう気持ちがないと言えばウソでしょうけど、そもそもの目的は別のところにあります。

 

特にアリケイタさんのコメントでは、

 

超有名ユーチューバーでも日本だと5000万くらいしか稼げていないと思う

お金が儲かるという点に興味を持つのではなく、自分の生き方に焦点を当ててほしい

 

という内容が印象的でした。

 

本書では、ジェット☆ダイスケさんの、最近のネットにおける動画ビジネスについての、深い考察も参考になりました。

 

「ツイキャス」、「ニコ生」、「Ustream」の最近の市場におけるビジネス状況や、「Vine」、「Instagrm」、「vimeo」、「500px」と言った動画プラットフォームとの使い分けなども参考になりました。

 

「YouTubeで一攫千金を当てて会社を辞めてやる」と思っている人は、現実はどのようなものなのかの認識を、まず本書で深めてください。

 

その上で、ぜひ成功するチャンスを見つけて、トライしてもらえると良いと思います!