ページを選択

 

昨日、知り合いのプロカメラマンの方に照明(ライティング)について学ぶ機会があったんですが、照明って今まで難しく考えてたんですけど、実は簡単、というかシンプルなものなんだなということがわかって、かなり勉強になりました。

 

せっかくなので、忘れないように簡単にまとめてみたいと思います!

 

1. ただ明るくするだけでは「ニュアンス(影)」が作れない

 

基本的な3点照明というのは、キーライト、おさえ(フィルライト)、タッチライトという考えがあります。

 

キーライトはメインで当てる光。屋外では太陽がこれにあたります。おさえというのは、キーライトを当てたことにより、暗くなった反対側を明るくする少し弱い光。

 

タッチライトというのは、被写体のななめ後ろからあてることで、輪郭を際立たせる光です。

 

基本的なところは、以下のサイトがわかりやすいかも。

 

映像制作裏ワザ入門・撮影・照明

 

教えてくださったプロカメラマンの人が言うには、照明というのはあくまでも、「ニュアンスを作り出すもの」だそうです。

 

たとえば、ドラマ撮影とかでは、キーライトに対して抑えは1/3の光であてるのに対し、時代劇では1/4にするのが基本とのこと。

 

時代劇の場合は、明暗を強くすることで、ニュアンスを強める意味合いがあるそう。影があった方がji迫力がでるので時代劇にあっているということですね。

 

逆にCM的な発想では、影を出さないでニュアンスを出すことが求められるのですが、この場合、強い光を遠くから当てて柔らかい光を作り出すことが求められるそうです。

 

やわらかい光にするにはディフューザーと呼ばれる、薄い布やトレーシングペーパーをライトと被写体の間におくのですが、これはできる限り被写体の近くに置いた方が良いみたいです。

 

で、ニュアンスの話にもどりますが、例えば社長などのインタビューをする際、「創業者の苦労」とかを話してもらう場合には、やはりある程度影はあった方が、ニュアンスがでるので、積極的に影を作っていくというのが照明にとって重要だそうです。

 

ただ、明るくするだけじゃダメだということですね。

 

2. 自然光を生かす。ライティングの基本は「1灯」

 

インタビュー撮影や人物撮影で、一番先に検討してみる価値があるのは、部屋の電気を消すということです。

 

もちろん、窓から自然光がさしているのが前提ですが、この窓から差し込む光をキーライトとして使うと、明暗ができて、かっこいい感じになることが多いみたいです。

 

逆に蛍光灯の光があると、全体的に明るくなりすぎてしまい、ニュアンスが出ないということになります。

 

自然 光がなかった場合でも、ライティングの基本と言われる3点照明より、1灯ライティングの方が、雰囲気は出ますので、ライトは「1灯」でも十分ということを覚えておいた方がよさそうです。

 

3. タッチライトは、キーライト側に置く

 

普通タッチライトというものは、キーライトでできた反対側の影の輪郭を見せるために使われることが多いのですが、最近のカメラは暗いところも良く撮れるので、あえてそちら側に輪郭を作る必要はないという考え方もあるみたいですね。

 

タッチライトを反対にあてると、強い光があたっているキーライトと反対側に(本当は光のないところに)光の輪郭ができるため、不自然に見えるというのがその根拠です。

 

ですので、あえてキーライト側のななめ後ろから、タッチライトをあてることで、キーライト側の輪郭の上にさらに輪郭を際立たせるという手法を使った方が良いことが多いみたいです。

 

4. LEDはキーライトには役不足

 

LEDライトはバッテリーで動くし、軽いので、よく小規模の撮影のキーライトに使われることが多いのですが、まずそもそも「弱くて固い」光であるため、これをキーライトに使うと、あまり良いニュアンスの絵にならないことが多いです。

 

撮影スタジオに置いてある、ビデオライト、ロケーションライトとか呼ばれているライトで強い光を与えることで初めてニュアンスを表現することができるので、LEDだと少し役不足というのが、先生の主張でした。

 

ただ、LEDはどんどん主流になってきつつあるので、これをキーライトとして使う方法を模索していく必要はありそうだとのことです。

 

ちなみに、1灯ライティングについて、自分でできる練習方法がまとめられているサイトを発見しましたので、ぜひ参考にしてみてください。

 

一眼ムービーで学ぶスチルライティング | ライティングの基礎は1灯ライティング | Shuffle by COMMERCIAL PHOTO

 

今回僕自身、基礎となる部分を学べたのですが、そもそもの基礎知識が少ないので、以下の本も購入して、動画撮影のライティングについてもっと学んでみたいと思います!

 

図解・実践 新版 映像ライティング (玄光社MOOK)
図解・実践 新版 映像ライティング (玄光社MOOK)

posted withamazletat 15.02.10
櫻井雅章
玄光社 (2014-08-28)
売り上げランキング: 8,300

 

光の支配者になりたいと思います(笑)