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小学校の低学年は藤子不二雄先生、高学年になってからは少年ジャンプ、少年マガジン、少年サンデー、少年チャンピオン、その他コミックも含め、たくさんのマンガを読んで来て、つくづく自分はマンガに育てられたなあと思ってました。

でも、具体的にどういう部分に影響を受け、どの部分が育ったのかは何となく曖昧で、深く考えたことはなかったんですが、最近購入した佐藤優氏の『読書の技法』で、僕がぼんやり思っていたことをすごくわかりやすく言語化してくれていて、「そうそう、そうなんだ!」と深く共感しました。

基本的にこの本は佐藤氏の読書術を詳しく紹介している本で、熟読、速読、読むべき本の見極め方など、読書に関するとても参考になるテクニックを紹介してくれている本です。

佐藤さんが読んだ本を紹介してくれてもいるんですが、正直小難しい本が多いのでそのあたりはかなり速読(スルーとも言う 笑)したんですが、漫画と小説をどのように読むかについての記述もあり、そこがとても共感できました。

以下引用です。

ひとつは 「動機付け 」の側面である 。たとえば歴史漫画で 、池田理代子 『ベルサイユのばら 』 (全 5冊 、集英社文庫 )を読んでフランス革命に 、横山光輝 『三国志 』 (全 3 0冊 、潮漫画文庫 )を読んで中国史に興味を持ち 、歴史を学ぶモチベ ーションを高めることには意味がある 。

歴史にかぎらず 、石ノ森章太郎 『マンガ日本経済入門 』 (全 4冊 、日経ビジネス人文庫 )なども同様である 。

確かに、動機付けという面ではマンガはかなり強力な側面をもってます。

実際、キャプテン翼でサッカー始めた人や、スラムダンクでバスケやりたいと思った人がどれだけ多かったか。

僕自身、マンガにはかなり影響を受け、それまであまり興味のなかった卓球やったり、マージャンをやったりしました。アラフォーの人にはどのマンガかわかりますよね 笑

まあ、子供の頃読むマンガには、動機というよりは影響を受ける、といった方がいいかもしれませんが、色んなマンガを読んで擬似的に体験して、その後実際にやってみて、それらの中から自分の好きなものを見つけていくのはとても良いことだと思います。

ちなみに、僕が高校の時に日本史ではなく世界史を選択したのも、グインサーガというファンタジー小説(マンガじゃなくてすみません)を読んでそこに出てくる世界観が中世ヨーロッパや、三国志の世界観を元に書かれていて、その歴史に興味を持ったことが大きいです。

また、以下の部分も超共感。

官僚や弁護士 、公認会計士などのエリ ートに 、ときどき他人の気持ちになって考えることが苦手な人がいる

(中略〜)

論理的能力は 、社会科学や哲学によってつけることができる 。これに対して 、犠牲にされる人々の痛みを感じ取る能力は 、具体的な人生体験だけでなく小説を読み 、他者の心理を代理経験することによって育まれるのである 。

上記は小説と言ってますがマンガも同様だと言ってます。

マンガや小説に出てくるキャラクターには読者は感情移入をするので、キャラが喜んだり悲しんだりすると、読者である自分も同じ感情を持ちますし、どんな時に喜んだり悲しんだりするのか、マンガを読んでいると人の気持ちに対して理解が深まるのは確かだと思います。

ということで、大人も子供も、マンガをたくさん読めば自分の世界も広がるだけじゃなく、相手の気持ちがわかるようになって、結果、人間関係、恋愛、ビジネスも成功するという良いこと尽くしですね 🙂